Ulaanbaatar
資産担保証券取引開始の鐘打式
経済
（ウランバートル市、2025年6月26日、国営モンツァメ通信社）「Omni Asset 2」特別目的会社が、一般向けに公開する資産担保証券の初回市場取引の開始を告げる鐘が打ち鳴らされた。
同社は、総額140億トゥグルグ、年利回り19.2%の資産担保証券を一般投資家向けに発行している。
金融規制委員会（FRC）は、証券市場のインフラ機関および業界関係者と連携し、近年、債券市場の発展に向けて、企業や投資家にとって有利かつ柔軟な政策を採用してきた。その一環として、国内企業が低コストかつ短期間で資金調達を行える環境を整備するため、関連する規則や規程の改正を進めており、その結果、市場における債券の発行が増加し続けている。
具体的には、2020年から2024年にかけて、21社が社債を発行し、合計1兆5000億トゥグルグを調達した。また、9社が資産担保証券を延べ16回発行し、合計2738億5000万トゥグルグを調達している。
T.ツェレンバドラルFRC副委員長は、「証券市場の参加者が定期的な収益をもたらす金融商品である社債や資産担保証券を発行し、資金を調達しようとする関心が高まっていることの表れである」と強調した。
