モンコルで農業統計学者の国際会議を開催
科学
11月22日から25日まで第 29回アジア太平洋農業統計会議(APCAS)は、モンゴルで開催される。同会議を国 際連合食糧農業機関(FAO)
、モンゴル国家統計委員会、外務省、食糧・農牧業・軽工業省が共催しているが、ゴンボジャブ・ザン ダンシャタル国会議長が冒頭の挨拶を行った。 ザンダンシャタル議長は「モンゴル国は農牧業分野の革新的かつ持続可 能な、気候変動への適応 性と効率性を伴った発展 に重点を置いている。 これらには、食品関連法律、動物の愛護及び管理に関する法律、家畜遺伝資源に関する法律、家畜税に関する法律を実施し、また国家安全保障の基 本理念に牧畜業者および農業者に関する立場を反映さ れている。長期的開発計画「長期ビジョン2050」は、環境に優しいグリーン開発の促進、生態系の多様性・ 固有性とそのバランスの維持、その持続可能性を確保 することで、次世代の生活の質を向上することを目的としている。本会議は特に 農牧業分野に関連する政策や決定に必要なデータを統 計し、処理するための革新 的な方法を提示すると期待している」と述べた。
4日間続く、同会議で は、農牧業分野における
COVID-19の影響や直面する課題と取組について議論し、持続可能な開発目標
(SDGs)の指標と計算方法及 び農業統計に関する経験等 の情報を交換する。