鉱物資源特別許可の実態を把握する国家調査を実施へ
政治
(ウランバートル市、2025年8月28日、国営モンツァメ通信社)27日の閣議で、鉱物資源特別許可に関する付与状況、保有状況、所在地などを対象に、国家による一括調査を実施し、件数を把握することが決定された。
このたび、鉱物資源採掘特別許可の保有者による資源使用料の支払い状況を調査・評価し、今後の対応策を提案する作業部会が、首相の命令により設置された。作業部会は、ゴンゴル・ダムディンニャム産業・鉱物資源大臣が率いる。現在、モンゴルでは地質・鉱業関連の国家行政機関から発給された特別許可のうち、採掘に関するものが1768件、探査に関するものが973件、合計2741件が有効とされている。
ダムディンニャム大臣は、今後、鉱物資源特別許可をより効果的に活用し、資源管理の質と効率を向上させるために、特別許可の付与に対する監督と評価を実施し、特別許可の保有状況や所在地に関する国家レベルの統一調査の実施が必要性に迫っている状況を説明した。