肺内視鏡プロジェクト、日本の専門家と協力実施

社会
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-06-10 09:39:28

(ウランバートル市、2024年6月10日、国営モンツァメ通信社)6月6日、国立第一中央病院・肺アレルギー研究センターと日本の国立国際医療研究センター・呼吸器内科と協同し、超音波気管支鏡(EBUS)に向けた管支鏡研修と技術向上」プロジェクト会議が国立第一中央病院で開催された。


会議の際、ヒシグジャルガル国立第一中央病院長兼医学博士が、「我が病院の最も重要な部門の一つは肺アレルギー研究センターである。肺部門に関しては、比較的若いチームのため、最新の治療および診断技術を自らの意思でプロジェクトを提案し、成功裏に導入している。モンゴルにとって、粉塵が多く、大気汚染が激しいため肺疾患を患う人々は年々増加されている。特に、感染症および非感染性疾患、肺がんが増加しているという研究が生じた」と表明し、日本の代表団に対し、国立第一中央病院と協会の協力のために参ったことに感謝の意を表した。


同会議では、国立国際医療研究センターの草場勇作・呼吸器内科医師がプロジェクトについて発表し、D.イチンノロフ国立医科大学・教授兼呼吸器学会会長・医学博士がモンゴルで利用されている肺内視鏡について、B.オドンチメグ国立第一中央病院・肺・アレルギー研究センター所長が「モンゴルにおけるEBUSの現状」テーマでそれぞれ情報提供した。


また、双方が肺内視鏡分野で協力し、今後のプロジェクト継続について意見交換した。