世界トップ50人画家の一人であるバトナサン画家の画室を訪問

カルチャー
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2020-07-31 15:17:53

 国際水彩協会が発表した「世界の水彩ビエンナーレ」にモンゴルから2人の画家が参加し、D.バトナサン画家兼美術評論家が世界のトップ50人の画家の1人に選ばれた。水彩画の巨匠として知られる同画家の作品の世界を旅した。

 新型コロナウイルス感染症による検疫にもかかわらず、今年、国際水彩協会の第2回Internationaltriennial WATER color & SPIRIT-IIコンテストがブルガリアのソフィアで開催された。モンゴルの画家らは2014年から参加している。バトナサン画家は水彩画「贈り物」で参加し、動画でマスタークラスも作った。主にモンゴルの生活様式を描く同画家の作品では、遠くからの贈り物を開梱するのに急ぐ遊牧民の子どもたちのその瞬間を捉えている。「国際水彩協会は50名の水彩画家による展覧会を開催し、本を出版し、世界中を回る予定だ」とバトナサン画家が語った。


 バトナサン画家のアトリエは水彩画を中心とするが、多くの油絵とインク絵もある。美術史上、ほとんどの芸術家は油絵具や土の絵具で絵を描いてきたが、水彩画を専門とする芸術家は全ての時代に数少なかった。バトナサン画家にとって、過去10年間水彩画に専念してきた芸術家である。水彩絵の具で描くには、感覚だけでなく、多くの作業が必要になる。補修は不可能という。同じ色を何度も塗付することはできない。ぬれた表面に水彩絵の具を溶かすという点が独特だ。作業を始めるとすぐに終えるべきだ。

 油絵は補修でき、長期間絵を世界トップ50人画家の一人バトナサン画家の画室を訪問国際水彩協会が発表した「世界の水彩ビエンナーレ」にモンゴルから2人の画家が参加し、D.バトナサン画家兼美術評論家が世界のトップ50人の画家の1人に選ばれた。水彩画の巨匠として知られる同画家の作品の世界を旅した。描くことができる。しかし、水彩画は違う。水彩絵の具は傷つきやすいので、ガラス枠で保護する必要がある。


 画家は自分の水彩作品を文学と比較し、「水彩画は詩のようなものである。芸術家は非常に感情的だ。一方、油絵の具は小説や続編のように動きが遅く、多くの作業を順番にやっていくことができる」と強調した。また同氏は、自分のほとんどの作品に名付けはできない。感覚を描き、作品に名付けることでコンテンツを制限したくないと言う。画家の作品は有名な山や水ではなく、誰も気づかなかった小川の音と森の緑の自然な雰囲気を描いている。細い小川が森の奥深くに流れ込む。流れは深せないように見えたが、ジャンプしたようだった。それは神秘的な自然をその色で“演奏する”ようなものだ。画家はまた、「国際水彩画コンペティションは、国際基準を満たす紙や絵の具で描く必要がある。したがって、国際的に認められているブランド紙の上で200~300年間色を変えず、特別な水彩絵の具で塗装する」と語った。

 画家であり美術史家でもあるバトナサンさんは、主に自国の遊牧文化、自然及び普通の田舎暮らしをテーマに活動している。特に10年以上にわたり自然と生活様式を専門とする芸術家だ。「すべてのアーティストは、可能な限り時代に遅れずについていくよう努めている。私も同様に現代美術の作品制作を目指している。だが、モンゴル遊牧文化は無視されるべきではない。そこで、その見捨てられた空間を現実的にすることを目指している」と述べた。

 バトナサン画家は10回ほどの個展を開き、多くの共同および国際的な展覧会に参加している。