ツェツィー風力発電所が運転開始

経済
41@montsame.mn
2017-10-16 11:02:32
 モンゴル経済安定開発向上計画の下で、モンゴル 企業と日本の国際協力機構(JICA)、欧州復興開 発銀行(EBRD)の協力によってウムヌゴビ県で風 力発電所を建設し、今月6日に運転開始した。
 ツェツィー風力発電所はモン ゴルでの民間の投資による2番目 の風力発電所で、発電量は50メ ガワット。また、JICAが民間企 業への融資で行った事業はこれ が初めてだという。 計画に関わったクリーン・エ ナジー・アジア社は、昨年9月か らツェツィー風力発電所の建設 工事を始めた。一年後に約32㌔ 先まで送電できる風力発電機の 建設を完了させ、試運転も無事 に成功されたことで、運転開始 することができた。建設工事は 予定よりも3ヶ月早く終わった。 建設に関わった総勢500人の作業 員のうち95%はモンゴル人作業 員だった。
 モンゴルは一般的に人口密度 が低い国として数えられる。厳 しい冬には特に地方に暮らす人 々が電気や暖房に困らないため のサポートが不可欠だ。モンゴ ルでは大規模な風力発電の運営 の可能性があり、全国13県で2万 メガワット以上、9県で5万メガ ワット以上の風力発電が可能だ といい、ウムヌゴビ県では同県 内だけで30万メガワットの発電 が可能だという。 クリーン・エナジー・アジア 社は2012年に創業した企業で、 主な株主企業はモンゴルのニュ ーコム社と日本のソフトバンク グループの子会社のSBエナジー 株式会社である。