ムンフオリギル外務大臣の中国訪問 7つの中国港を通過し、海上輸送

政治
odtsetseg@montsame.mn
2017-03-10 11:17:40

 Ts.ムンフオリギル外務大臣は20~21日、王毅中国外交部長の招聘により中国を訪問 した。同訪問の目的は、J.エルデネバト首相の中国訪問の準備事業を確認することである。

 Ts.ムンフオリギル外務大 臣は王毅外交部長と会談し、モンゴル・中国両国の外交関係、貿易・経済について意見交換した。さらに、モンゴルは中国とは政治や社会における問題がないということで一 致した。同訪問の結果、J.エルデネバト首相が来月に中国を訪問することとなった。さらに、モンゴル首相が習近平 国家主席の招聘により「一帯 一路」アジア太平洋経済協力 首脳会議に出席する予定。

 両相は政治や経済についての課題を話し合った。モンゴル提案の「草原道路」、中国 提案の「帯や路」と関連させ、モンゴル・中国両国の人道交換委員会を設置し、貿 易・投資強化覚書を締結し、 国境検問所の規則を改正するなどで意見交換した。中国側が、2014年の中国通過の海上輸送両国政府間協定を批准した。これは、貿易費用を減額することができ、モンゴルは中国の7カ所の港の利用が可能となった。これまで、天津港、香港港を通過し、海上輸送をしていた。

 モンゴルは中国側から一時的な不況を乗り越えるため、 援助を依頼し、中国側が支援すると表明した。国際通貨基金と一致している点は、隣国及び国際レベルで貿易、投資、 経済における長期的な事業を計画することができると評価 されていること。中国及びロシアは国際通貨基金、アジア開発銀行、世界銀行を通して、支援すると表明した。その大金の投資は中国側からの 支援となる。

 両国の中央銀行が締結した通貨スワップ協定を延期する予定で、現在は交渉中であ る。モンゴル側がその通貨スワップ協定の金額を増やすよう求めており、中国は前向きに解決すると表明した。

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