フィンランドとの貿易拡大に向けた意見交換
政治
(ウランバートル市、2025年8月4日、国営モンツァメ通信社)バトムンフ・バトツェツェグ外相は、8月1日、フィンランド共和国公式訪問の一環として、同国のサカリ・プイスト経済大臣と会談したと外務省が発表した。
会談で、バトツェツェグ外相はモンゴルの政治、社会、経済の現状および政府が推進する中長期の開発政策、その中で掲げられた主要な目標について紹介し、両国の貿易規模を拡大することや、モンゴル産の羊毛・カシミヤ製品をフィンランドおよび北欧諸国に供給する可能性について意見交換を行った。また、フィンランドの主要産業である林業、グリーン成長、観光、再生可能エネルギー分野における協力の拡大と互恵的かつ実効的な連携の推進に向けた決意を表明した。
さらに、今月25日~26日にウランバートル市で開催される「世界女性起業家サミット」へのフィンランドの企業や起業家の参加を呼びかけるとともに、10月に同市で開催予定の「モンゴル国・欧州連合ビジネス・投資フォーラム」についても紹介した。