Ulaanbaatar
ガショーンソハイト・ガンツモド鉄道建設事業が始動
政治
（ウランバートル市、2025年5月20日、国営モンツァメ通信社）5月14日、モンゴルと中国のガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所接続工事の開幕式が行われた。
オユンエルデネ首相は開幕式で「2008年から18年間続いた協議が、最終的に決定された。同鉄道接続により、国境検問所の処理能力が2倍に拡大し、石炭輸出量が1億6500万㌧に達し、年間収入が15億米㌦増加し、1人当たりの国内総生産が1万米㌦に達する条件が整う。
この輸出用鉄道の接続により、貿易戦争や地政学的競争が激化し、不確実性が高まっている現在においても、モンゴルの輸出が増加し、経済の安定性が確保される。また、モンゴルは、世界の鉄鋼生産の半分以上を占める中国に、石炭を長期的かつ安定的に供給する信頼できるパートナーとなるであろう。
モンゴルは、再生可能エネルギー、石炭の高度な加工、技術などにおいて、互恵協力に応じる用意がある。
モンゴルは、中国およびロシアとの三国間鉄道プロジェクトや天然ガス・パイプライン・プロジェクトの実現に向けて、互恵協議に積極的に参加する。ガショーンソハイト・ガンツモド鉄道が接続され、石炭や製品が輸送される日が到来することを願っている」と述べた。
