日本の天皇皇后両陛下の国賓訪問が終了
政治
(ウランバートル市、2025年7月13日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領の招請により、モンゴルを国賓訪問していた天皇皇后両陛下の初国賓訪問が終了した。
今回の国賓訪問に際し、フレルスフ大統領と徳仁天皇陛下は公式会談を行い、友好関係および国民間の親善と友情の深化について意見交換を交わした。
徳仁天皇陛下と雅子皇后陛下は国賓として国家大祭ナーダムの開会式および関連行事にご出席になった。
モンゴル国の「第三の隣国」政策の枠組みのもと、共通の価値観を有する日本との間で発展している「人を基盤とする」「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」をさらに深化させ、友好関係と協力関係を拡充し、両国民の友好と親善を強化するうえで、歴史的に重要な意義を持つ国賓訪問となった。
2019年(令和元年)5月1日、皇太子徳仁親王殿下が皇位を継承され、これに伴い、同日より、新たな元号「令和」が施行された。ご即位後の友好親善を目的とした海外訪問として、2023年にインドネシア共和国、2024年に英国、そして3カ国目としてモンゴルをご訪問になった。
徳仁天皇陛下は、皇太子時代の2007年に、モンゴルと日本の外交関係樹立35周年を記念して、モンゴルを公式訪問された。
天皇皇后両陛下は、バトムンフ・バトツェツェグ外相をはじめとする関係者らにより、チンギス・ハーン国際空港で見送られた。