外務省 年次会合を開催

カルチャー
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-12-16 13:56:33

 

 

1210日、外務相にて、第3回モンゴル国文化大使会合が開かれた。会合には、バトムンフ・バトツェツェグ外相をはじめ、同省通商・経済協力局のガンボルド・ウルジーサイハン局長、同省対外宣伝・文化交流局のダンスラン・ボルガン局長、文化省、観光振興機構、文化大使らが出席。外務省と文化省、観光振興機構、世界的バレエ・ダンサーのドガラー・アルタンホヤグ氏らが基調演説を行った。

バトツェツェグ外相は、文化交流とは長期的、継続的かつ一貫して実施しなければならないソフトパワーの重要な要素の一つだと位置づけた上で、その知と教育、才能、社会的位置などを通じて対外関係へ多大な貢献となることを文化大使らに期待していると語った。また、外相は、対外宣伝を統一して総合的に実施するため、文化省と自然環境・観光省とともに「3の省の行動計画」を採択しており、文化大使が最も活躍できる環境づくりと支援に尽力すると述べた。外務省は会合中、「世界のモンゴル族」プロジェクト第2弾と「モンゴル族の思想及び価値」プロジェクトの実施に向けて3つの省の取り組みについて発表した。また、通商、経済状況、対外宣伝活動、観光や文化政策、国際的知見と経験、文化大使による貢献などについての議題も取り上げられた。

モンゴルは現在、イギリス、インド、インドネシア、オーストリア、オーストラリア、カザフスタン、韓国、キルギス、シンガポール、スペイン、ドイツ、トルコ、、日本、米国といった世界18ヵ国に52名の文化大使を任命。32名はモンゴル人、20名は外国人である。新文化法は202211日から発効。文化大使は任期2年を務めるという。