人工知能の開発においてベトナムと協力

政治
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-01-14 10:59:34

(ウランバートル市、2025年01月14日、国営モンツァメ通信社)ツェンド・バータルフー・デジタル開発・イノベーション・通信大臣はグエン・ドゥアン・タイン在モンゴル・ベトナム共和国特命全権大使と会談した。

会談の冒頭、バータルフー大臣は、モンゴルとベトナムの外交関係樹立70周年を迎えた昨年、両国間で直行便が運航開始されたことが企業間の協力強化において重要な一歩となったと強調し、今後は通信と技術の部門での協力を一層拡大させていく意向を示した。

同氏は、「行政サービスのデジタル化と、携帯電話やコンピュータの活用による行政サービス・アクセスに注力してきた。そのため、国連が2年ごとに発表する『電子ガバナンス指数』によると28位に上昇し、193カ国中46位にランクインした。『イー・モンゴル・アカデミー』は同件において大きな役割を果たした。従って、国民に行政サービスを効率的に提供する上でベトナムと協力したいと考えている」と述べた。

これに対し、グエン・ドゥアン・タイン大使は、「近年、ベトナムの通信・情報技術部門は急速に発展しており、世界の有名な諸IT企業が関心を持ち始めている。この枠で、先月NVIDIA社と協力契約を締結した。契約の一環として、人工知能研究センターおよび人工知能データ・センターを設立する計画である。また、半導体チップの製造業者が生産拡大に向けて協力を開始した。情報技術分野はベトナム経済において重要な位置を占めており、今後、同分野でモンゴルと協力する機会を模索している」と語った。