Ulaanbaatar
西部地域で再生エネルギー事業が実施中
経済
（ウランバートル市、2024年12月2日、国営モンツァメ通信社）モンゴル政府とアジア開発銀行（ADB）は、モンゴルの西部地域で再生可能エネルギーの新源となるプロジェクトを共同実施している。
アルタイ市とウリヤスタイ市のエネルギー・システムに、出力40.5MWの太陽光発電所および風力発電所が接続され、蓄電池システムの発電所が建設され、稼働している。
ウリヤスタイ市に建設された5MWの太陽光発電所は、2年間で1800万kWhの電力を供給した。
ゴビアルタイ県のエスンボラグ郡に出力10MWの太陽光発電所、アルタイ郡に出力0.5MWのハイブリッド・システム、フブスグル県のムルン市に出力10MWの太陽光発電所が稼働し、電力を安定的に供給している。
ホブド県ジャルガラント郡の第１番保育園に135kWの地熱ヒート・ポンプ・システムが設置された。これは、石炭の使用と二酸化炭素排出を削減し、自然環境に優しく、エネルギー効率の良い解決策となっている。
