「アムガラン」火力発電所を116MW拡大

社会
montsushin@montsame.gov.mn
2024-04-21 22:37:10

(ウランバートル市、2024年4月21、国営モンツァメ通信社)モンゴル政府「新復興戦略」の枠で「アムガラン」火力発電所の増設施設は予定より 4ヶ月早く稼働した。


4月19日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、同増設施設引き渡し式に参加し、フリーエネルギー競争を支援する改革を強化すると発表した。「ウランバートル市の渋滞、大気汚染、貧弱な都市計画は、インフラストラクチャーに密接な関係がある。生産価格の数倍も低いエネルギーコストを隠し、問題を先送りすることで、エネルギー部門が勢いを失い、発展の機会を歪めてしまったという痛ましい真実を公然と語る時が来た。モンゴルの火力発電所は36~61年間稼働し、送配電網は33~63年間稼働し、うち40%以上が期限切れであることは隠すことはできません。従い、国境検問所が復興し、観光業が解決策を見つけ、「E-Mongolia」が一般的に活用されるようになったのと同様に、エネルギー分野におけるビジネス競争と改革を支援する時期が来ている。 政府はウランバートルのゲル地区とボグド山周辺の住宅に関する新たな計画を策定中であり、エネルギー部門に特別な注意を払う」と述べた。


「アムガラン」火力発電所の増設により、出力は348MWから464MWに拡大され、エネルギー生産量は130万Gcal増加している。結果、首都東部またはバヤンズルフ区とオリアスタイ周辺のゲル地区の再計画の枠で建設される1万2000世帯の新集合住宅、14ヶ所の学校と幼稚園に中央ヒーティングエネルギーを供給することが可能となる。また、40基以上の低圧加熱炉が停止され、32名の新たな雇用が創出された。


同発電所の増設の枠で、最新の燃焼技術と出力116MWを備えた新しい炉1台が設置され、燃料伝達システムへのワゴンデフロスターとクラッシャーの設置、化学水処理装置の水軟化装置の二段化による工業用水の供給品質の向上、容量2万8000立方㍍の灰貯蔵施設の建設を含む建設工事は、656億トゥグルグの資金で実施された。