対日理解促進交流プログラム「JENESYS」再開 青少年40名が日本を訪問
教育新型コロナウイルス感染 症拡大の影響で2年延間延期していた対日理解促進交 流プログラム「JENESYS」 が今年再開し、12月6~13 日にかけて40名の青少年が日本を訪問する。
12月5日、40名の壮行会及び説明会がモンゴル・ 日本人材開発センターで開催され、日本大使館の菊間茂次席が参加した。菊間次席は「新型コロナウイルス の影響で昨年まではオンラインで実施されましたが、日本・モンゴル外交関係樹立50週年、及び青少年交流推進年である記念すべき年に、40人のモンゴルの若者が日本を訪れることを喜ばしく思います。皆さんが日本で多くのものを学んで、それらの体験を家族や友人たちに共有して下さい」と述べ、参加者の成功を祈願した。
参加者らは訪日中、東京外国語大学を見学し、日本の歴史、伝統的な習慣、最新技術等について学ぶ。ま た、ホームステイにより日本人の生活を体験する。
参加者の中にはモンゴル国立科学技術大学とモンゴル国立大学在学中の学生、
及び在職中の人もいた。訪日するということで会場は彼らの喜びで溢れていた。その一人であるオユンスフ・アンフザヤさん(モンゴル国立大学ジャー
ナリズム学部)は「2020年に日本へ行くのが新型コロナの影響で行けなくなりま
したが、今年行けるように
なってとても嬉しい。将来日本に留学し、日本文学を学びたいと思います。今回の日本訪問でいろいろを経
験したいです」と述べた。
金融経済大学のエルデネオチル・マルガドエルデネさんは「以前から日本へ行くのが夢でした。今年は初めて日本へ行くことになり、とても嬉しい。機会があれば将来、日本で経済学大学院に入学したいです」と感想を述べた。アバルガ大学卒業生のバヤルト・オドさんは「JENESYSプログラムで日本へ行けることになり嬉しくてたまりません。今後は日本語の勉強を続け、
日本で働く目標を持っています」と話した。
ちなみに、弊社モンツァメ通信社主催の「現代モンゴル:過去100年における歴史的偉業」作文コンクールで優勝したバトサイハン・デルゲルマーさんも今回日本へ行く。