ハーン銀行が発表、上場向け準備が本格化、業務別3社と業務提携

経済
gombosuren0625@gmail.com
2021-05-25 17:18:18

 国内商業銀行大手ハーン銀行は5月17日、株式上場に向けてアンダーライター業務と法務サポート、上場株式の評価それぞれに特化した第3機関の選定が行われ、ビー・ディー・セク社とハーン・レックス・パートナーズ社、BDOオディト社とそれぞれ業務提携に関する契約書を交わし た。上場案件の動きが本格化したとみられる。

 ハーン銀行が発表したとこ ろによると、第3機関選定は金融規制委員会(FRC)から認可を受けた金融機関のみを対象に行われたという。証券会社のビー・ディー・セクは アンダーライター業務、ハーン・レックス・パートナーズは法務サポート、監査会社のBDOオディトは上場株式の評価をそれぞれ担当する。銀行法の一部を改正する法案は今年1月に国会本会議を通過。以降、ハーン銀行やゴロムト銀行らは相次いで株式上場を表明した。ハーン銀行 は2月14日、その改正法を受け、最も早い時期に上場を表明していた。同行は全国550支店と人口7割の個人口座を誇る。顧客数と支店網を活かしたリテール分野が最大の強みである。

 アンダーライター業務を行うビー・ディー・セク社は1991年に設立。30年という豊かな経験と実績を有し、国際的に高く評価されている証券会社である。

 ハーン・レックス・パートナーズ社は2011年に設立。銀行や証券会社といった金融機関、インフラやエネルギー開発事業者の顧客に顧問弁護士のサポートを行っている会社である。BDOオディト社は2012年に設立されており、BDOグローバルのモンゴル法人である。