今年、国立中央図書館創立100周年を迎える

社会
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2021-03-17 14:03:22

 国立中央図書館は1921年11月に設立された典籍委員会を起源とするモンゴル国最大図書館で、今年で創立100周年を迎える。 当時、典籍委員会会長のS.ジャミヤン、B.ツェレン ドルジ、J.ツェべーン教授、Ch.バトオチル歴史家は自宅の図書館から書籍を寄贈し、合計2000冊の本が納本された。1924年の末までに約5000冊の本が蔵書されるようになった。この図書館の成立には当時の貴族、知識人が重要な役割を果たした。さらに、第8世ボグド・ハーンが亡くなった後、ボグドの宮殿で収蔵されていたモンゴル、チベット、満州、中国語で書かれた何万冊の本、経典がこの図書館に納められた。

 1940年に科学アカデミー 研究所の会議でこの図書館の規則が整い、国立公共図書館となり、司書数と予算を増やした。国民経済・文化発展の第1次5カ年計画 (1948年~1953年)の初年度に3階建ての図書館建物建築に456万トゥグルグの予算が採択され、1951年に、図書館の建築工事が完了し た。2008年から国立中央図書館と命名された。