エンフボルド大統領府長官、米朝首脳会談、開催へ「関係者と接触」

政治
41@montsame.mn
2018-03-22 13:42:57
 モンゴル大統領府は16日、開催を調整中の米朝首脳会談に向けて米朝の駐モンゴル大使らを招いて開催等に関して会談した、と発表した。
 ドナルド・トランプ米大統領は8日に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談に関する要請を受け入れて5月までに会談する意向を表明してから、史上初となる米朝首脳会談の開催場所を巡っては憶測が飛び交っている。同会談開催地に関して、モンゴルも候補として挙げられている。Z.エンフボルド大統領府長官は、両大使と会談で、「モンゴルは北朝鮮と米国の両方と友好関係にある」と強調するとともに「モンゴルは米朝首脳会談の開催地にふさわしく開催する余地がある」と開催に向けて意欲を示した。また、北朝鮮のオ・シン・ホ大使と会談では、「モンゴルは北東アジアの和平と情勢の安定化に向けた各取極めを支持する」と強調し、「南北首脳会談を歓迎する」との意向を伝えた。一方、北朝鮮のホ大使は「モンゴルの姿勢は、朝鮮半島及び北東アジア和平と地域安全保障への貢献だ」とし、本件に対して北朝鮮上層部に伝達するとの考えを表明した。