ブータン王国と全分野での協力強化を目指す
政治
(ウランバートル市、2025年8月8日、国営モンツァメ通信社)8月6日、ウランバートル市で、モンゴル国とブータン王国の外務省間による第1回協議会が開催された。
同協議会に、モンゴル側からL.ムンフトゥシグ外務省国務長官が、ペマ・チョデン・ブータン側から外務・貿易省国務長官が代表を努めた。
会談の冒頭、ムンフトゥシグ国務長官は、モンゴル・ブータンはともに内陸開発途上国であることから、経験や優良事例を共有することで、あらゆる分野での協力促進を期待できると強調した。また、今後は、経済、農業、教育、保健などの分野における協力をさらに深化させることを目指していると表明した。
一方、ペマ・チョデン国務長官は、ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク・ブータン国王による昨年のモンゴル国への国賓訪問が、両国関係の基盤を強化する歴史的に重要な出来事であったことを指摘し、首脳間で合意されたイニシアティブを具体的に実現に向けて、両国が連携して取り組む幅広い可能性があることを強調した。
双方は、今回の第1回協議会がモンゴルとブータンの友好かつ緊密な関係を新たな段階へと引き上げる重要な一歩となったことを強調し、今後、両国外務省間の協議を慣例として定期的に開催していくことで合意した。