日本の徳仁天皇陛下はチンギスハーン国立博物館を訪問
政治
(ウランバートル市、2025年7月7日、国営モンツァメ通信社)本日、オフナー・フレルスフ大統領の招請により、モンゴルを国賓訪問中の日本の徳仁天皇陛下は、チンギスハーン国立博物館を訪問した。
Ch.オンドラム文化・スポーツ・観光・青年大臣とS.チョローン・チンギスハーン国立博物館館長は徳仁天皇陛下を歓迎し、館内を案内し、モンゴルの歴史と文化遺産を紹介した。
両国は、2024年10月3日に、日本政府開発援助(ODA)無償資金協力の枠で実施中の「チンギスハーン国立博物館における教育機材整備計画」に関する交換文書に署名した。同計画の一環、障がい者や地方遠隔地域に在住する住民に博物館の展示物に関する知識を提供し、博物館の利用を促進することを目的に、点字プリンター、360度カメラと3Dカメラのセット、VR機器、ライブ配信用カメラなどの機材が提供されている。
日本に原本が所蔵されているチンギスハーンの金製パイザ、元朝の軍事遠征を描いた絵図、フビライハーン時代に作成された世界地図、フビライハーンの使節の書簡、元朝時代の軍司令官印、元朝の軍船の模型というモンゴル史に関する計6点の文化財の複製が持ち込まれ、同博物館で一般公開されている。