今冬、10県22群が雪害リスクに
社会
(ウランバートル市、2023年11月23日、モンツァメ通信社)閣議決定により全国的雪害(ゾド)のリスク評価を行った所、一定の積雪層が確認された10県22群が雪害(白いゾド)、8県26群が準雪害リスクにあると、モンゴル気象・環境調査庁、非常事態が発表し、非常事態総局より注意を呼びかけた。
雪害リスクに:バヤンウルギー県サグサイ群、オブス県8群、ホブド県3郡、ゴビアルタイ県、ザブハン県、フブスグル県、トゥブ県、ボルガン県、ドルノゴビ県、ヘンティー県とウランバートル市のバガノール区が、
準雪害リスクに:ホブド県、ゴビアルタイ県、ザブハン県、アルハンガイ県、ボルガン県、トゥブ県、ヘンティー県、スフバートル県の計26群が含まれた。
ここで、モンゴル冬季自然災害の一種ゾドについて説明する。
ゾド:豪雪や氷点下40℃以下の極寒の冬が訪れるモンゴル特有の自然災害。ゾドは下記の3種類に分類される。
- 「ツァガー ン・ゾド(白い雪害)」:ゴビ地帯に5~6㌢、平原地帯 に8~10㌢、森林地帯に12~15㌢ の雪がそれぞれ積もり、家畜が大量凍死する現象のこと。ツァガーン・ゾドは長期にわたって続く特徴がある。
- 「ハル・ ゾド(黒い雪害)」:冬と春に雪があまり降らず、家畜が水不足のため死亡することを言う。
- 「ショールガン・ゾ ド(嵐の雪害)」とは、ゴビ地帯 に3日間、平原地帯に5日間、森林地 帯に7日間以上、風霜が続く気象状況のこと
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