スフバートル県:井川原大使と協力に関する意見交換

社会
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-10-07 12:57:03

(ウランバートル市、2025年10月7日、国営モンツァメ通信社)日本政府は1998年からスフバートル県において草の根・人間の安全保障無償資金協力のプロジェクトを27年連続で実施している。


この枠組みの一環として、M.イデルバト・スフバートル県知事は、井川原在モンゴル日本国特命全権大使と会談し、これまでの協力の成果について意見を交わすとともに、今後の協力の方向性を明確にした。


同県では、当該プロジェクトを通じて教育・保健分野を中心に支援が行われており、実施中の各プロジェクトが成功裏に進められていることを井川原大使は強調した。



県知事は、日本留学希望者への支援について依頼した。また、スフバートル県中央病院では、肝がんや胆嚢がんの手術が同県で実施可能になったことも言及した。さらに、同様の手術を行う専門医の日本留学および研究への参加、関連病院との連携の促進、教員、医師、公務員による日本での短期研修と経験共有、研究機関との協力およびバルーン・オルト郡第1学校の2校舎における大修繕への支援など、複数の協力提案を紹介した。


これに対し、井川原大使は、県知事から提案を受け取り、内容を詳細に検討し、実現に向けて対応していく意向を表した。