国旗の日
社会
(ウランバートル市、2025年7月10日、国営モンツァメ通信社)国家象徴である国旗に敬意を表し、伝統や儀式を大切にし、国民団結を強化することを目的に、2008年から毎年7月10日を「モンゴル国旗の日」として祝う。当日、モンゴルで国旗が掲揚され、軍事パレードが行われ、国旗に敬意が表される。
憲法に「モンゴルの主権と独立の象徴は、国章、国旗、国璽、国歌である。国章、国旗、国璽、国歌は、モンゴル国民の伝統、志、団結、公正、精神を表す」と定められている。
現在の国旗は1992年から使用され、それ以前の1911年、1924年、1940年、1945年、1960年に国旗が改定された。
現在使用されている1992年制定のモンゴル国旗は、左右に赤、中央に青の縦三色で構成されている。これは、モンゴル国憲法第1章第12条第5項に「モンゴル国旗は、赤・青・赤の三色で構成される。国旗の3分の1を占める中央部分は『永遠の青空』を象徴する青色であり、その両側が繁栄を表す赤色である。旗竿側の赤地の中央に黄金のソヨンボを配置する。国旗の縦横の比率は1対2である」と規定されていることに基づく。
世界の全ての国々は国旗を国の象徴として特別な敬意をもって扱う。例えば、カナダで8月15日、ロシアで8月22日、米国で6月14日、イタリアで1月7日、欧州連合加盟国で5月9日に、それぞれ国旗の日が祝われる。