日本の天皇陛下は水道管理局を訪問
政治
(ウランバートル市、2025年7月7日、国営モンツァメ通信社)モンゴルを国賓訪問中の徳仁天皇陛下は、水道管理局を訪問した。Ts.トゥルフー局長が天皇陛下を歓迎し、同局の業務を説明した。
日本の政府開発援助(ODA)の無償資金協力の一環、「給水源の資源調査事業(1991〜1996年)」、「緊急給水システム改修のためのマスタープラン拡張・改訂事業 第1フェーズ(1997〜2000年)」、「同事業 第2フェーズ(2005〜2007年)」、ウランバートル市の飲料水供給を増やすための「ガチョールト水源(2012〜2014年)」などのプロジェクトが実施された。
日本の支援・協力の結果、ウランバートル市における飲料水の取水・配水・管理能力が飛躍的に向上し、技術と設備の改善が実現した。
徳仁天皇陛下はオックスフォード大学で水文学を学び、修士論文を18~19世紀のテムズ川の水運をテーマに執筆した。その後、著書『テムズとともに』を発行した。
天皇陛下は「世界水フォーラム」などの国際会議に継続的かつ積極的に出席し、水文学をライフワークとし、高度なレベルで研究を継続している。