ウブルハンガイ県において、子ども・若者の小規模プロジェクトに2億5800万トゥグルグを助成
社会
(ウランバートル市、2025年4月17日、国営モンツァメ通信社)2020年から2025年にかけて、ウブルハンガイ県でセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの支援により「モンゴル地方遠隔地における最も脆弱な若者に対する起業家精神・社会情動的スキル養成事業」が成功裏に実施された。
同事業の枠内で、ESELプログラムは7つの郡で実施され、一般教育学校の8年から12年生の生徒、生涯学習センターに通う14歳~25歳の学習者、技術専門学校の学生など計2200人の子どもと若者を対象とした小規模プロジェクトに、2億5800万トゥグルグが助成された。また、教員は指導法スキルを向上させ、生徒たちは自立心や自己表現能力を育むことができた。
先日、同プロジェクトの県委員会が会議を開き、プロジェクトの成果や教員・学習者の経験が発表された。今後、各学校はESELプログラムを継続的に発展させ、パイロット実施地域以外の郡にも良好な事例を共有するとともに、プログラムの実施方法を広く普及させることの重要性が強調された。