イタリアと航空輸送に関する協定を締結

社会
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2025-01-30 10:16:23

(ウランバートル市、2025年、1月30日、国営モンツァメ通信社)モンゴル・イタリア外交関係樹立55周年に際しS.バトボルド道路交通省国務長官とアントニオ・タヤーニイタリア副首相兼外務・国際協力大臣は航空輸送に関する協定に署名した。協定締結により、モンゴルの航空輸送における国際協力が拡大・発展し、両国間の直行便運航に関する法的環境が整備される。具体的に、全分野における今後の両国間協力の基盤を構築し、経済関係と貿易額が上昇する意義がある。

近年、モンゴルとイタリアの貿易額は安定的に上昇し、2022~2024年にかけて1億5000万米㌦~1億8800万米㌦の範囲で推移している。イタリアの縫製製品と編み物製品を製造する多くの企業が、モンゴルからの羊毛やカシミアを使用して製品を生産することが増加している。これは、イタリア向けのモンゴル輸出品の大部分を占めており、今後もさらに上昇する見込みである。

海上輸送と陸上輸送で原材料をイタリアに運ぶことは時間がかかる。その他、税関や他の障壁が多いため、イタリアの企業は航空貨物輸送を利用することを好む。

従って、航空輸送に関する政府間協定は観光客と旅客輸送だけではなく貨物輸送の増加にも重要である。

双方は両国間航空輸送の展開、地域および国際レベルでの航空輸送促進、道路輸送と他の分野での協力促進、「国際道路輸送に関するモンゴル政府とイタリア政府の間の協定」の締結、運転免許の相互承認などにも協力することで一致した。