閣議決定 2024年12月4日
政治(ウランバートル市、2024年12月12日、国営モンツァメ通信社)
二酸化炭素排出量の削減とクリーンエネルギーの供給を調査
ニャムオソル・オチラル・モンゴル国大臣兼内閣官房長官はウランバートル市における二酸化炭素排出量の削減とクリーン・エネルギーの供給に向けた措置に関し閣議報告した。
ウランバートル市の大気汚染の80%はゲル地区の暖房用ストーブや商業施設のボイラーから排出され、10%は50万台以上の車両から排出される。残りは火力発電所や廃棄物処理など他の排出源から来る。現在、ウランバートル市の大気質における温室効果ガスの排出レベルは、許容限度を30.7%上回っている。そのため、国際的に試験され、先進的技術を活用したプロジェクトとプログラムの実施がウランバートル市の大気汚染を減少させるための一つの方法であると考えられている。世界の多くの都市で液化石油ガス(LPG)をエネルギー源として選択している。ウランバートル市のゲル地区では同プロジェクトを3段階で実施することが可能である。
報告に関連しウランバートル市に独立した分散型エネルギー源を建設し、設置された能力を向上させ、ゲル地区の家庭に先進的技術を活用したエネルギー源を提供することを調査し、閣議報告するよう、B.チョイジルスレン・エネルギー大臣とKh.ニャムバタール首都知事兼ウランバートル市長に一任した。