E.ダシ力士が「チンギスハーン」優勝杯を獲得
スポーツ(ウランバートル市、2024年11月02日、国営モンツァメ通信社)偉大なるチンギスハーンの誕生862周年、つまり「モンゴル誇りデー」を記念したモンゴル相撲大会がモンゴル相撲宮殿で成功裏に開始された。この大会に、力士128人が出場した。
本年度の「モンゴル誇りデー」を記念したモンゴル相撲大会の特徴は優勝した力士に初めて大統領名義の「チンギスハーン」優勝杯が授与されることだった。
優勝を果たしたのは、ドンドゴビ県エルデネダライ郡出身のE.ダシ力士で、準優勝は、アルハンガイ県ハシャート郡出身のS.スフバト力士だった。
初めて授与されるこの優勝杯は、高さ126センチ、重さ18キロの青銅鋳造で、金色に仕上げられている。優勝杯の表面にはモンゴル縦文字で「永遠の天の力の下、モンゴル国が繁栄しますように」と刻まれ、裏面に偉大なるチンギスハーンの印が彫られている。
この優勝杯は、S.チョローンバートル画家のによって制作され、四方八方に住むモンゴルの人々が平和で勇敢に、そして気力に満ちた存在であること、モンゴル国が永遠に存続することを象徴的に表現しているという。