国際銀行代表らは新金融的・金銭的課題を議論
経済(ウランバートル市、2024年7月17日、国営モンツァメ通信社)7月9日、モンゴル銀行は、モンゴルにおける現代銀行システムの設立と強化の100周年を記念し、「現代中央銀行:課題と展望」をテーマに国際会議を開催した。
2日間開催された同会議に世界中から著名な教授やハイレベルの政策立案者が出席し、中央銀行の将来の発展傾向、世界経済、地域経済、金融市場の課題について話し合った。
具体的に、初日の会議で金融政策が直面する課題、特に天然資源が豊富な国の主な課題、金融部門の規制などが議論された。例えば、刻々と変化するマクロ経済環境は、金融政策に新たな課題を生み出す一方、金融の安定維持の重要性を高めている。
会議の冒頭、B.ダワーダライ大統領経済政策顧問がオフナー・フレルスフ大統領のメッセージを発表し、Kh.ボルガントヤー国会副議長とB.ラグワスレン・モンゴル銀行総裁が挨拶をした。また、クリスタリナ・ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)事務局長が会議代表者らに対しオンラインで挨拶を行い、タオ・チャン国際決済銀行(BIS)アジア太平洋地域代表者が開会の挨拶を行った。
同国際会議は、モンゴル銀行(BoM)、アジア開発銀行(ADB)、国際決済銀行(BIS)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行(WB)の共催により開催された。また、ブレトンウッズの「再発明委員会」とモンゴル銀行協会とが戦略的運営パートナーとして協力した。
同国際会議の特徴は、エディ・ユー香港中央銀行総裁、ナンダラル・ウィーラシンハ・スリランカ中央銀行総裁、ジェウォン・リー韓国中央銀行副総裁、国際金融機関の地域ディレクターが出席したことである。