Ulaanbaatar
恐竜の化石をモンゴルへ輸送
社会
（ウランバートル市、2024年2月5日、国営モンツァメ通信社）モンゴル政府行動計画に含まれる「モンゴル遺産と世界」プログラムの枠で、文化遺産の海外からの移動、共同研究、展示会開催などが段階的に実施中である。
米国政府、在米国モンゴル大使館、モンゴル外務省、在モンゴル米国大使館、モンゴル文化省が協力した結果、米国からモンゴルに6種類の恐竜の16点の化石が引き渡されることとなり、輸送準備が整った。
両国政府間協力の枠で、2012年以降、モンゴルから密輸された古生物学、歴史学、文化的の価値ある遺産の返還が成功裏に実施されている。
今回の化石の中に、ティラノサウルス科に属する「アリオラムス」恐竜の化石が含まれる。同化石は、モンゴルの領土でしか発見されなく、これまでに発見された同種類の化石の中で、最良または完全に保管された遺物であると文化省が報じた。
