製油所EPC-04の作業開始と 2027年の稼働を指示

経済
l.naranzul@montsame.gov.mn
2023-09-21 09:50:27

9月13日の閣議で首相は、新型コロナ ウイルス感染症で失われた13ヶ月の業 務を埋め合わせ、製油所EPC-04の作業 開始と、2027年の稼働を指示した。 2016年にモンゴル政府とインドの輸 出入銀行(EXIM)間で10億米㌦の一般 融資協定が締結された。


当時発表され た実現可能性調査では、「製油所建設 プロジェクト」には12億3600万米㌦相 当の資金が必要であると結論づけられ た。従い、2019年10月にモンゴル政府 は2360万米㌦の追加資金を希望する融 資契約を締結した。 融資の元本返済は2023年2月から毎 年6450万米㌦が支払われる予定であっ た。しかし、2023年2月時点、10億米 ㌦融資のうち1億1200万米㌦のみが経費され、ほとんどの未使用分の融資返 済スケジュールの変更をインド側に提案し、2023年8月17日にサブ・ローン 契約を締結し、返済を延期することと なった。 同製油所は、EPC-04工事の予定 コストである2億3600万米㌦が入札過程 において、4億2200万米㌦増額され、総 額6億4800万米㌦になると発表された。


さらに、モンゴル政府は、EPC-04工事で最も長時間の作業となる水素化分 解、硫黄分離施設、水素プラントである3施設の早期着工を図るため、初期費用2億3600万米㌦の融資契約を確認し、 インドの輸出入銀行に融資要請を提出 した。