アマルサイハン副首相、中国フフホト市を訪問

政治
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2023-09-07 12:35:28

9月6日、サインボヤン・アマルサイハン副首相が率いる政府代表団は、中国フフホト市で開催されている第4回「モンゴル・中国エキスポ」と中国の「対北開放政策の枠組みにおける経済貿易フォーラム」に参加している。


公式訪問の一環、中国の第14期全国人民代表大会常務委員会の恵偉(ホ・ウェイ)副委員長をはじめ中国側代表らと会談した。




アマルサイハン副首相は、会談の冒頭、近年両国間のハイレベル相互訪問の頻度が増加していると述べ、「昨年11月にはオフナー・フレルスフ大統領が中国を国賓訪問し、今年の6月にはロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相が中国を公式訪問した。同訪問で両国間の関係と協力について合意された事項の実施に関係者が積極的に取り組んでいる。モンゴル政府は、長期開発政策の『ビジョン2050』や『新復興戦略』などの開発戦略を、中国の『世界開発構想』、『一帯一路』、『開発目標2035』の政策文書と整合させ、エネルギー、産業、グリーン開発、新技術、科学の分野で特定のプロジェクトやプログラムの実施に取り組みたい。将来的にはこれらの政策文書の枠内で、両国間の貿易促進を200億米㌦に到達させ、国境検問所の容量向上、貿易ネットワークの多様化、一部の国境検問所の鉄道線連結、輸送・物流業務の円滑化に一層注力し、両国が取り組む活動により世界の貿易向上に貢献したい」と協力意向を表明した。

会談中、第14期全国人民代表大会常務委員会の恵偉(ホ・ウェイ)副委員長は、モンゴルとの協力をさらに強化するため積極的に取り組むと表明し、特に、橋・道路をはじめとするインフラ開発事業に緊密に協力する用意があると強調した。


「モンゴル・中国エキスポ」は2015年に中国の内モンゴル自治区のフフホト市で初めて開催され、毎年恒例のイベントとなっている。