Ulaanbaatar
「ハーン・クエスト2023」国際軍事演習を開始
政治
6月19日、平和維持活動「ハーン・クエスト2023」第19回国際軍事演習が開始し、開会式がタワントルゴイ統合軍事訓練センターで行われ、オフナー・フレルスフ大統領兼国軍司令官が挨拶を行った。
フレルスフ大統領は挨拶の際、モンゴルは平和を尊重し、独立かつ多角的な外交政策を成功裡に実施し、国連や世界諸国との友好関係が年々強化していることを強調した。
また、地域最大と考えられる「ハーン・クエスト」の政策及び計画の円満な実施により、世界の平和と安全のために働く数千人の優秀な平和維持軍人が育成されると期待感を述べ、世界各国から来た軍人の成功を祈願した。2002年以来、モンゴルは国際協同組合(ICA)に対する義務を果たし、2万1000人以上のモンゴル軍人が3大陸で20件の平和維持活動に参加している。
さらに、国連安全保障理事会（UNSC）の「女性、平和、安全」決議を履行するため、地域で初の女性平和維持軍人による国際会議が成功裡に開催された。
2003年からアメリカと共催した「ハーン・クエスト」国際軍事演習に67ヶ国の1万8000人以上の軍人が出席し、今回の軍事演習にはラオスが初参加、トルコはチームで、計26ヶ国が参加した。
同軍事演習の開会式にグルゼド・サイハンバヤル防衛大臣、ジャダンバ・エンフバヤル国家安全保障会議議長、ツェベグスレン・トゴー大統領安全保障・国防政策顧問、S.ガンビャンバ国軍参謀長兼准将、クリス・スミス少将兼アメリカ陸軍副司令官をはじめ、関係省庁代表ら及び在モンゴル特命全権大使、武官らが参加した。
