両者は、大規模な互恵戦略プロジェクトを共同で実施することに合意
政治
5月21日、フレルスフ大統領とエマニュエル・マクロン大統領は公式の会談の結果を報じた。
両国首脳は会談と協定が効果的であり、協力関係を拡大することが重要であることに合意すると共に、モンゴル・フランスの喫緊の課題について詳細な意見交換を行った。また、国際関係、世界の平和と安全のために協力すると表明した。両国の伝統的で友好的な関係を段階的に改善し「戦略的パートナーシップ」に導くことを強調した。
貿易・経済協力を拡大させる
フレルスフ大統領はフランスとの貿易・経済協力を拡大し、欧州連合とのパートナーシップ・協力協定の枠内で投資誘致を促進させることがモンゴル外交政策の重要な戦略と目標の一つであることを表した。
相互に有益なプロジェクトは共同で実施する
双方は、両国関係の象徴である大規模な互恵戦略プロジェクトを共同で実施することを確示し、農業、食料、エネルギー、環境、健康、教育、文化、科学、防災分野における協力をさらに拡大・発展させることで合意した。
宇宙研究に協力
両国大統領はは、平和目的のために宇宙及び通信衛星における協力を拡大させ、これに関連して、モンゴル宇宙局は国家衛星の打ち上げの分野で積極的に協力する予定である。
気候変動への協同取組
気候変動と緩和するためにパリ協定が引き受ける義務と約束を履行する目標の枠組みで、原子力と再生可能エネルギーの分野で協力することが決定された。
モンゴルの「10億本の植林」全国運動とフランスの「森林サミット」からの発想に融合させる。フランス大統領は2026年にウランバートルで開催される国連砂漠化対策条約第17回締約国会議への支持を表明した。
フレルスフ大統領の招待を受け、エマニュエル・マクロン大統領はモンゴル公式訪問の枠で共同宣言を発表した。
各国首脳は「この宣言は両国間の協力関係を新たなレベルに引き上げる歴史的な証拠である」と指摘した。