日本NGO連携無償資金協力案件「インクルーシブ教育システム推進事業」
社会
3月29日、日本政府及び日本NGO連携無償資金協力「モンゴルにおける義務教育期間を通しインクルーシブ教育システム推進事業」第3次の実施が開始された。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン公益社団法人が2021年から実施した同プロジェクトを通しインクルージブ教育の実現に向け首都及び地方地域の16校で下記の活動が実施されている。
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特別な支援を必要とする4~5年生が中学年に進学するための支援
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中学年に進学する快適な環境を構築し、教員人材の能力向上を支援
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青少年の身体及び精神的健康に関する教育への平等な参加について保護者に情報提供
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プロジェクトの成功事例と活動を宣伝し、平等な教育参加について政策に反映
2023年3月23日に同プロジェクトに実施に関する経験を交換する会議が開催され、第2次における年間活動結果を紹介し、今後、実施する活動計画を議論した。第3次に下記の項目を実施予定
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教員人材向けの研修内容を改善
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保護者及び国内にプロジェクト活動内容を宣伝し、普及
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プロジェクト実施成果を元に持続可能性を確保
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持続可能性の確保について関連機関及び政策に反映
プロジェクト実施期間:2023年3月30日~2024年3月29日
プロジェクト第3次の資金額:8506万6847円
※日本NGO連携無償資金協力は発展途上国及び地域で実施する社会・経済開発事業に対して資金と提供する制度である。
経験者共有会議
保護者の意識啓発について意見交換する教員グループワーク
プロジェクト実施一環で造ったスロープ