食糧・農牧業軽工業相:年間国内需要、 ジャガイモ・小麦は100%、野菜70%満たす

政治
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-08-29 14:56:26

8月23日、国家収穫委員会の会議 が行われた。委員長のザグドジャ ブ・メンドサイハン食糧・農牧業 軽工業相は「現在の暫定計算によ ると、全国で穀物47万トン、うち小麦 44.1万トン、ジャガイモ23.4万トン、 野菜12.6万トン、油糧種子5.6万トン、 飼料植物10.4万トン収穫予定。今年 の収穫の予測バランスによると、 小麦の年間国内需要は100%、ジャガイモは100%、主要野菜の約70% を供給できる状況にある。今年、 農家・野菜生産者を支援するため の政府の決定により野菜の総耕地 面積を1500ヘクタール増加した。天気予 報によると、8月末から9月中旬 にかけて降水量が多い。したが って、収穫時期に備え、収穫機 械、選別、積込機械の活用及び 関連する政府機関の収穫への参 加を促進する。期間内に収穫作 業を効果的かつ迅速に終わらせ る」と指摘した。

    世界的なパンデミックと近隣諸 国の状況などにより、政府は栽培 作物の量と収穫量を増やすために 多くの決定を下した。主な内容:

--昨年3月にオフナー・フレルスフ大統領は「アタル4」農業振興事 業の実施に関して内閣に向け大統 領令を発した。政府は「アタル4 」農業振興事業を「国産の安全な 食材」をスローガンに推進し、1兆 7000億トゥグルグの投資計画を策定した。農業振興事業の一環で、 全1420の農家及び農業生産業者に 978億トゥグルグの3%の低金利2年 間の融資を提供。その内、970人の ジャガイモと野菜の農家と業者に 274億トゥグルグを融資した。

--7月20日閣議決定第276号では、 収穫準備作業に関する特別措置を 採択し、作物の収穫作業を期間内 で終わらせるための人員として、 大学や専門学校、職業訓練校の学 生、士官候補生、現役軍人、民間 人等を任意で動員するよう関連措置を一任した。

--7月27日閣議決定第288号では、 収穫作業にあたり、必要なディー ゼル燃料1万トンを1リットルあたり 3380トゥグルグと設定し、必要財 源の65億トゥグルグを政府予備費 から充てる方針を決めた。

--8月1日首相命令第9号で は、2022年から2023年までの冬、 春に備える収穫準備作業関する措置を決めた。

--2022年閣議決定第119号「食用小麦備蓄に関して」により、売り 残った要件を満たす6000トンの食用小麦を農家から購入した。

--収穫物の品質保全や貯蔵、販売などに係る総合供給網の確立に向 けた取り組みとして、農業支援基 金により7か所に18万6000トンの穀物を保管できる倉庫を設置した。