「都市と地方再生を図る」、フトゥル・セメント工場改修を 地元発展に結びつける

経済
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-08-22 09:32:35

816日、「フトゥル経済フォーラム2022」がセレンゲ県サイハン郡のフトゥル村で開かれた。国有資産政策推進局B. ェンゲル局長はフトゥル・ セメント工場公社は再設備 を通じて生産高が最大60 トンになる可能性があると開 会の挨拶をした。フォーラムでは、新復興 戦略アクセラレーター・セ ンター公社のB.ドゥルグー ン社長は「新復興戦略とそ の可能性」、フトゥル・セ メント公社のL.ナランバー タル社長は「セメント工場 の現状と今後の成長」を議 題に講演した。ナランバー タル社長は、同工場は専らセメントと石灰だけではなく、多くを生産する工業団地であるとし、今後、工業団地の視点から発展と革新を見なければならないと強調した。

フォーラム参加者の一 人、フトゥル工場技術部門 チーフ・エンジニア、Ya.バトエルデネ氏は「サイハン郡の発展はセメント工場 なしでは考えられない。そのため、地方再生の議題も 取り上げられている」と意見を述べた。さらに、同氏は「無煙技術導入に向けて 4億トゥグルグ規模のプ ロジェクトが発表されており、モンゴル系企業の参入 が十分に考えられる。無煙技術の検証も可能だ」と語 った。一方、サイハン郡住 民、S.ラブジャー氏は「工 場の稼働は重要な課題。サ イハン郡住民の1万人の生 活がかかっているからだ」 と語った。フォーラムでは、フトゥル村開発も議題として取り上げられ、地元住民と工場労働者からは「大歓迎」を受けた。「新復興戦略」の目標である「都市と地方の再生」の枠組みで、「フトゥル郡の再生」、「住宅化と住宅ローン事業」などが取り上げられ、商業銀行支店や行政機関等が意見を交わした。