首相、ツァガーンノール国境検問所を視察

政治
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2022-07-25 10:26:26

 7月17日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相がバヤンウルギー県ノゴーンノール郡にあるツァガーンノール国境検問所を視察した。政府は新復興戦略枠で政策目標として国境検問所の再生を掲げている。

 ツァガーンノール国境検問所を通じて、ロシアから西部地域へガソリン燃料、食品、家畜用肥料などが輸入されており、ガソリンは60%、家畜用肥料は15%、残りの25%は食品等が占める。新復興戦略枠で、ツァガーンノール検問所の経営時間を24時間と伸ばすとともに、トランジット輸送向けの高速道路の整備と検問所の道路整備が進行中だ。ツァガーンノール検問所とオラーンバイシントを結ぶ全長27.8㎞の道路敷設事業も急ピッチで進み、来月に開通する見通しだ。

 オユンエルデネ首相は視察訪問の際に、新復興戦略を成長へのアクセルと位置付け、「モンゴルは内陸国である以上、陸路輸送を強化するため、アルタンボ ラグ国境検問所とザミーンウデ国境検問所のほかに国際輸出入口も必要となる。その枠で鉄道敷設事業は進行中だ」とした。