マネー及び債務
経済
2022年5月のマネーサプライ(M2)は、前年同期比では0.7%増(1909億トゥグルグ)の27兆4000億トゥグルグとなった。
その要因は前年同期に比べて自国通貨トゥグルグ当座預金残高は1559億トゥグルグ(3.2%)、外貨当座預金残高は1兆2000億トゥグルグ(57.7%)増えたからである。
貸付・債権残高は、前年同期比では27.4%(5兆トゥグルグ相当)、前月比2.2%(5022億トゥグルグ相当)それぞれ増えておよそ23兆3000億トゥグルグとなった。個人債務残高は貸付・債権残高の51.6%あたる12兆228億トゥグルグを占める。
延滞債務残高は、前月比では8.2%の約819億トゥグルグ増え、前年同期比で17.5%の約2297億トゥグルグ減って1兆1000億トゥグルグとなった。延滞債務残高は前月並び、債権残高の4.6%を占める。
銀行システム不良債権残高は、前月に比べ0.8%の170億トゥグルグ減ったものの、前年同期比で4.7%の944億トゥグルグ増の2兆1000億トゥグルグとなる。一方、貸付・債権構成に対する不良債権残高の比率は9.1%。