タワントルゴイ~ズーンバヤン本線 本格化に向け3月から試験運用

政治
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-02-14 09:30:45

1月28日、モンゴル鉄道(MTZ)公社がロブサ ン・ハルタル道路・運輸開発相による視察の際 に、タワントルゴイ鉱山からズーンバヤン駅を 結ぶ鉄道路線の開通に向けて、3月15日から試 験運用を始める方向で検討していることを明ら かにした。

同路線はタワントルゴイ鉱山を起点とし、 モンゴル横断鉄道本線につながる全長416.1 ㎞。国会では、2019年4月にタワントルゴイ~ズーンバヤン方面の鉄道に関する措置が 採択された。エルデネス・タワントルゴイ (ETT)公社が、MTZが発行する償還期間20年 を条件の総額7500億トゥグルグ相当の社債を 買い取り、同線敷設の財源確保に成功したこ とで着工した。

ハルタル運輸相は、道路・運輸開発省専門チ ームが今年1月に建設工事を総合的に高評価し たと言及するとともに、「試験運用を予定通りに始動すべき」とMTZに指示した。また、運輸 相はタワントルゴイ鉱山~ガショーンソハイト 国境検問所方面の鉄道工事の完了を7月1日まで に急ぐよう命じた。

なお、ハルタル運輸相は、東部と西部縦軸の 路線開発を3月に始める方向で出資者と協議す ることを検討しているとし、シヴェーフレン~ セヘ方面の鉄道工事について3月15日からの始 動を調整中だと発言した。