CRUコンサルティングが発表、鉱業売上が最大125億米㌦

鉱業
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-12-14 18:08:42

 マーケティングリサーチ会社「CRUコンサルティング」は1130日、国家資源基金の創設に関する討論会中、モンゴル鉱業セクター動向に関する調査結果を発表し、鉱業部門は2030年まで急速な発展を続けるだろうとの分析を表した。

 CRUコンサルティングは、銅と石炭部門は順調に伸び、今後10年で増資があれば市場規模は2倍になるとし、総売上が53億~125億米㌦になると推定されると分析を表明した。

 モンゴル南部における銅と石炭の採掘量と生産量が増大するに伴って水源問題が浮上する。水の需要は南部県において最大98%達すると、CRUは警戒を鳴らした。

 鉱業セクターは対GDP比率が22%、海外投資比率が71、対輸出比率が94%となる。国内総生産の伸び率を5%で換算すると、鉱業セクターの対GDP比率は20年に19.7%、30年に32.7%へ拡大すると推定されている。

 CPUコンサルティングは、鉱業・重工業省の委託を受け、国家資源基金の仕組みを検討している。