オペラ歌手アマルトゥブシン、来年、ミラノ・スカラ座で主役出演
カルチャーこのほど、オペラの殿堂といわれるミラノ・スカラ座が、来年2021年~2022年の公演ラインナップを記者会見で発表した。 それによると、来年6月20日から7月11日の公演は、ヴェルディ作曲「リゴレット」で、モンゴルが誇るバリトン歌手のアマルトゥブ シン・エンフバト(国家功労歌手34歳)が主役の宮廷道化師リゴレットを演じる。相手役の娘ジルダは、いまヨーロッパで人気上昇中のソプラノ歌手ナデイーン・シエラが歌う。 アマルトゥブシンは、2015年に英国BBC放送が主催するオペラコンクールで最優秀の「観客大賞」を獲得。その他、数々の国際 賞に輝き、現在はヨーロッパを中心に活躍中。
ミラノ・スカラ座は世界の若手歌手たちの憧れの舞台で、ここ出演できれば世界一流の歌手として認知される。かつて、「3大テノール」が歌ったヴェローナ野外劇場にもデビュー済みだ。彼の特徴は天性の深く、豊かな声量。今後、日本公演が実現することを、日本のオペラファンは待ち望んでいる