首相ら、在外モンゴル人らと意見交換

政治
gombosuren0625@gmail.com
2021-06-03 12:52:38

 5月28日、在外モンゴル人を対象のオンライン意見交換会が開かれ、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相やバトムンフ・バトツェツェグ外相らが出席し、参加者と意見交換を行った。

 冒頭、バトツェツェグ外相は在外自国民の権利保護に関する外務省取組、国民救援基金の活動方針、「世界のモンゴル人-2」について紹介し、オユンエルデネ首相は行政施策や新型コロナウイルスのパンデミックに対する迅速な対応、在外モンゴル人の帰国 支援、行政のデジタル化(E- Mongolia)について説明した。今回の意見交換会には32カ国に在住する150名が参加した。

 参加者らは新型コロナのワクチン獲得と全国接種などの政府取組みを称賛するとともに、6月1日の出入国制限緩和に従っての入国後のワクチン接種、在外モンゴル人の住宅購入向けローンの利用可能性について問った。在外モンゴル人協会代表、ニャムジャブ・ノモンエルデネ氏と海外留学生協会代表、アルタンホヤグ・ホスフー氏らは海外モンゴル人諸団体の多角的協力、「世界のモンゴル人」計画遂行に向けてのそれぞれ団体の貢献と協力について提起した。

 対するオユンエルデネ首相は「医療や教育、文化、観光をテーマの定期的な意見交換会を通じて関係閣僚と協議。特定のワーキング・グループを設置する」と民間団体らの提起へ積極的に応じた。