オユトルゴイ拡張事業巡る監査結果、6月中、官房次官が明かす

鉱業
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2021-04-26 11:41:43

 オユトルゴイ坑内掘り開発(第2ペース)に係る費用超過問題と稼働延期を巡り第3者機関の監査結果は6月下旬に明らかになる。4月13日、バヤルサイハン・ソロンゴ―内閣官房次官は公共放送の取材で語った。

 英豪資源大手リオ・ティント社との公式協議は今月12日に始まっており、モンゴル側は、拡張事業に係る追加資金調達計画を改めるとモンゴルが得られる利益の最大化を図ると、一貫して立場を表明している。ソロンゴ―次官は「オユトルゴイ開発プロジェクトにおける、モンゴルが得る利益を最大化するために尽力している」とし、「協議は包括的で争点が複数あるために長引くだろう」と緊迫した交渉になることを示唆した。

 政府は、オユトルゴイ鉱山拡張を巡り、リオ・ティントと15年に合意。坑内掘りフィジビリティー・スタディでは開発費が53億米㌦、稼働期を21年1月と予定した。リオ・ティントは設計見直しを理由に開発費は予定の53億米㌦より30%超過し、稼働は最大20カ月延長されると発表した。同社の概算によれば、モンゴル側が2051年ま で収益を得られずにプロジェクト負債220億米㌦を受けることとなったという。

 また、オユトルゴイ社と国税庁の間で税務問題がある。国税庁は18年に3770億トゥグルグ、20年に6494億トゥグルグをそれぞれ追徴課税の支払いを勧告しており、オユトルゴイ 側は3770億トゥグルグの追徴課税支払いに不服とし、ロンドン国際仲裁裁判所へ提訴中である。ソロンゴ― 次官は「モンゴルから得る収益に適した課税支払いを求めていく」と語 った。

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