銅価格が上がる? 中国等で上昇要因が同時発生

鉱業
gombosuren0625@gmail.com
2020-12-14 13:08:14

2019年夏ごろから2020年1月下旬にかけて、米中貿易紛争が 鎮静化する期待感が高まり、世界銅消費のおよそ半分を占める中国の景気が回復する期待が持ち上がり、銅価格は上昇。だが、その後、中国における新型コロナウイルス感染拡大により、中国景気の減速が鮮明となった。銅市場は下落。3月に入ると、同ウイルスがパンデミック化し、中国だけではなく世界全体の景気が減速する懸念が強まり、銅価格はさらに下落し た。欧米の大規模な金融緩和、中国の経済好転をきっかけに、銅相場は反発を始めた。 一方、モンゴルは今年2月以降、厳格な防疫態勢を敷き、8月からある程度規制を緩めた。国内経済活動の再開と中国経済 の加速などで景気回復への期待が高まった。だが、11月に入ると、同ウイルスの初市中感染が確認。防疫レベルはさらに引き上げられ、経済活動も再度の停止が余儀なくされる中、モンゴ ルの主要輸出品である銅相場の反発は、国内の経済困難を短期に克服できる期待を持ち上げている。今回の銅価格について吟味してみたい。 国際市場における銅の価格変動とその需給状況はモンゴルの経済を左右する要素であるのは言うまでもないだろう。国際指標であるロンドン金属 取引所(LME)の銅3カ月先物価格は、12月2日時点で、1㌧当た りが7600米㌦を超えた。11月25 日時点では7300米㌦の価格水準で、直近での急騰が目立つ。価格上昇幅は、今年の最低水準であった3月時点の4600米㌦台に対して60%となった。また、2018年6月ぶりに最高値を更新したわけだ。 その原因はいくつかがある。一つはコロナワクチン承認と接種開始。ワクチン開発を急ぐ米モデルナ、米ファイザーと独 ビオンテック、英アストラゼ ネカ、露国立ガマレヤ研究所が先月、相次いでその効果を発表し、緊急承認手続きに踏み切った。1カ月後からの接種開始表明で、景気回復へ期待感が一 層高まったので、銅相場は急反発した。一方、市場では19年末から「銅市場は2020年、約19万1000㌧の継続かつ供給不足に陥るから、1㌧当たりが6050米㌦台に反発する」との見方があった。米ゴールドマン・サックスは、最新2021年予測において銅 の年平均価格を8625米㌦。2022年には9175米㌦。さらに、2022年前半までには史上最高値の1万170米㌦(2011年)を突破の 「確率が高い」とまで明記して いる。


詳しくは:「モンゴル通信」週刊紙よりお読みください。

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