外務省、「OECD対モンゴル支援」シンポジウム主催

政治
naranchimeg199@gmail.com
2018-07-03 09:18:39
 「経済協力開発機構(OECD)の対モンゴル事業と今後の支援」をテーマにしたシンポジウムが外務省で、6月21日に開かれた。外務省とOECDの共催による。
 本シンポジウムには、食糧・農牧軽工業省、道路・運輸開発省、在モンゴル欧州連合代表部、モンゴル銀行、欧州復興開発銀行、内陸国国際研究所、信用保証基金、モンゴル銀行協会、モンゴル関税協会等のおよそ60名の関係者が出席した。
 D.ダワースレン外務次官、ウィリアム・トムソンOECDユーラシア局局長がシンポジウム開会の挨拶を行い、本シンポジウムで、16~18年の間でモンゴルで実施された「OECD中央アジア競争力プログラム」の事業報告、中小企業融資アクセスに関する調査報告とそこで指摘された提言、今年度から始まる「中央アジア交通綱強化プログラム」といった対モンゴルOECD活動に関する説明があった。
 中小企業振興政策や法環境の改善、融資アクセス改善、市場拡大、企業競争力の向上に対する行政の方針及び取組に関して、D.エンフバト食糧・農牧軽工業事務次官が講演を行い、B.ツォグトゲレル道路・運輸開発副大臣は、道路運輸セクターの現状と振興対策について講演を行うとともに、モンゴルで「中央アジア交通綱強化プログラム」が実施されることへ祝意を示した。