コールベッドメタン埋蔵量確定で韓国と協力

経済
arvis@montsame.mn
2016-05-06 10:00:28

1991年以降、モンゴルの天然資源探査は、国内中で活発化し、2005年に最初のコールベッドメタン(CBM)探査事
業がストームキャットエネルギー社によって始められ、その後、2010年に韓国ガス社(KOGAS)、2013年にアメリカ環境保護庁などによって行われていた。29日、タワントルゴイ炭鉱コールベッドメタン採掘のフィージビリティスタディ(FS)
作成で「エルデネス・メタン」社と「エルゲン」社、韓国の「Korea Gas」公社が協力することになり、協定を締結した。「エルデネス・メタン」社は「エルデネス・モンゴル」公社の子会社を2月に設立している。同社は外国投資を引き寄せる形でタワントルゴイ炭鉱やその他の炭鉱のメタンガス埋蔵量を確定し、採掘を目標としている。協定で、「エルデネス・メ
タン」社のヨンドンゴムボ社長は「タワントルゴイ炭鉱のメタンガス埋蔵量を確定するには最先端技術と大きな資金が必要です」と述べ、FS作成の成功を願った。「エルデネス・タワントルゴイ」社と「エルゲン」社、韓国の「Korea Gas」社は昨年8月にメタンガス採掘工場を完成させている。これにより、コールベッドメタン(CBM)からエネルギー、暖房生産が可能になる。メタンガスは石炭より2.5倍、燃料より1.2倍の暖房生産が可能という。モンゴルのエネルギー需要の86.3%は石炭で供給されている。そのため、モンゴルは地球環境変動に取り組みながら、クリーンなエネルギー資源の1つであるCBMを国の主要エネルギー資源とするべく、いくつかの環境保護政策を作成し、導入している。モンゴルのメタンガス資源は3.2兆立方メートルと見積もられており、この規模は世界有数である。

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