燃料価格、80~100トゥグルグ下

社会
arvis@montsame.mn
2016-01-29 12:37:21

 2 4 日から、燃料価格は8 0 ~ 1 0 0 トゥグルグ下がった。22日の国会では、R.ジグジド鉱業大臣は燃料価格に
ついて報告した。モンゴルの燃料輸入の依存は経済への影響を高め、インフレ率を上げる基本原因となってきた。燃
料値上げには海外価格の高騰、輸入税、トゥグルグ相当米ドルの為替レートなどが影響している。2008~2012年、政府は燃料輸入税を変更する方法で国内販売の燃料価格を安定化してきた。しかし、海外燃料価格の急騰によって2012年1月、1㍑当たり220~280トゥグルグ値上げしていた。世界金融危機、ロシア石油生産販売政策に関して、モンゴルへの供給燃料価格が不安定であった。モンゴルは石油製品をロシア一国の一社だけに依存していたため、その燃料価格が地域市場価格より1トン当たり300~400米㌦高かった。2013年以来、鉱業省は燃料供給を安定化し、燃料備蓄を増やし、世界市場価格で輸入、依存度を少なくし、国家予算への負担を緩和、小売り価格を安定させる対策を講じてきた。2012年から、鉱業省はモンゴル中央銀行と協力し「燃料の小売り価格安定化プログラム」を実施し、ソフトローンを供与し、さらに一部の税金を免税し、燃料備蓄は3.6倍増、10万㌧に達した。
2013年4月から、中国のチャイナ・オイル社との締約により月4~1万㌧の燃料を購入する共に日本、韓国、シンガポール、ベラルーシ、ラトビアから中国の国土を経由し、燃料を輸入することとなった。また、2013年5月からロシアのロスネフト社や中国のチャイナ・オイル社と燃料購入価格を石油製品の世界市場価格に応じた計算で決済するようになった。2014年8月から、世界市場における燃料価格が下がった。これに関して、燃料小売価格安定化プログラムでは燃料輸入会社に供与していたソフトローンを停止した。2 0 1 5 年度国家予算法に従い、遠隔地方以外の中央地方への輸入燃料税は1トン当たり25万2000~26万5000トゥグルグ、燃料関税は5%とした。2015年438号の政令により、スフバートル、ザミーン・ウーデ、アルタンボラグの各国境検問所を通過するガソリンに40万トゥグルグ、ディーゼルに52万トゥグルグ、エレーンツァブ国境検問所を通過するガソリンに27万トゥグルグ、ディーゼルに29万トゥグルグそれぞれ燃料税を1トン当たり増やした。燃料税を増やしたため、国家予算へ2700億トゥグルグが編入できた。

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