気候変動対策における協力を新段階に

経済
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2025-10-10 12:17:43

(ウランバートル市、2025年10月10日、国営モンツァメ通信社)モンゴルとシンガポールは、気候変動対策に関する協力を新段階に引き上げるための協定を締結した。


具体的に「パリ協定実施に関するモンゴル国政府とシンガポール共和国政府間の協力協定」に、モンゴル側からニャムオソル・オチラル第一副首相兼経済開発大臣とバト・バトバータル自然環境・気候変動大臣、シンガポール側からグレース・フー持続可能性・環境大臣とガン・キムヨン貿易・産業大臣が署名した。


協定に基づき、温室効果ガス排出削減および持続可能な開発を促進する大規模な事業を実施する。


モンゴルは、2035年までに温室効果ガス排出量を30.3%削減することを目標とした「国が決定する貢献(NDC)3」の更新版を採択した。同目標達成に国際資金源や国内財源に加え、民間企業の投資や協力が不可欠である。


同協定に基づき、シンガポールの投資によって、水力・風力・太陽光など再生可能エネルギー、廃棄物管理、植林、集約的農牧業、環境修復、持続可能なインフラ整備などに関するカーボン関連事業が実施される。