ダグワドルジ氏、国際オペラコンクールで優勝
カルチャー
(ウランバートル市、2025年9月9日、国営モンツァメ通信社)ダワースレン・ダグワドルジ氏が、ポーランド共和国シュチェチンにある著名な『Opera at the Castle』劇場で開催された国際オペラ歌手コンクールにおいて、見事優勝を果たした。
具体的に、『XXV Great Tenors Tournament』国際コンクールの最終戦に、モンゴル、中国、チェコ、ポーランド、キューバからの計8人の歌手が進出した。モンゴル代表として出場したロシア・マリインスキー劇場のソリスト、ダグワドルジ氏が一位に輝いた。また、同氏は最高賞に加え、主催者特別賞およびオペラ管弦楽団による最優秀歌手賞も同時に受賞した。
ダグワドルジ氏は、2010年から2019年までエルデネト市の歌舞団に所属し、2019年から2022年までブリヤート共和国の国立オペラ・バレエ劇場のソリストとして活動していた。そして2024年10月からはマリインスキー劇場のソリストとして勤務している。
同氏は、2021年にイタリア・ナポリで開催された、伝説のテノール歌手エンリコ・カルーソーの没後100周年を記念する「ヴィンチェロ」世界歌唱コンクールのファイナリストに選出された。また、イサーク・ドゥナエフスキーの名を冠した第12回国際声楽コンクールおよび国際オペラ歌手コンクール「スイ」において優勝を果たした。さらにソ連人民芸術家L.L.リンホヴォーイン氏の名を冠した第13回国際オペラ歌手コンクールではグランプリを受賞している。